設立経緯

 本法人は、滋賀県で構築された「全県型遠隔病理診断ICTネットワーク事業(通称、さざなみ病理ネット)」を基盤とし、今後さらに発展させ全国に広げていくべきであるという使命から別組織として独立したものです。

 さざなみ病理ネットは、2010年に滋賀県の健康福祉部(現在、健康医療福祉部)、病院事業庁、滋賀県立成人病センター(現在、滋賀県立総合病院)が中心となりその検討が始まったものです。翌年には総務省の「地域ICT利活用広域連携事業」、厚生労働省の「地域医療再生臨時特例交付金」からの支援が得られることとなり、2011年末から滋賀県病理ICT協議会が結成され、システムと回線網の構築、参加病院の確保と運用実験を経て、2013年7月より本格的に稼働しました。
当初から、ネットワークの自律的存続を目指して法人化の可能性を検討してきておりましたが、1県内だけで自立できるものではなく、他都道府県も同じ悩みを有しているため、全国的視野に立った組織の設立が模索されていました。2016年、2017年に渡って、滋賀県病院事業庁とさざなみ病理ネット運営作業部会で検討を重ね、今後、滋賀県のネットワークは小回りと気配りのできる県内組織「滋賀県病理ICT協議会」として存続し、新設される一般社団法人PaLaNA Initiativeに運営の一部を依頼する形で二つの団体に分離することになった次第です。

 PaLaNA Initiative自体は、2017年から本格的に検討を始め、2018年からは設立母体となる組織を立ち上げ、検討を重ねた結果、2019年1月11日に法人設立の申請を行い受理されました。